三郡山へ登る・亀嵩側より

曇り時々晴れ。

定休日。天気も良さそうだし、家にいても外壁塗装でうるさくてゆっくりはとてもできそうにない。
今日は嫁サンも連れて山登りとなる。珍しく8時過ぎに出発。朝食を取っていなかったので、どこかで・・・ということになり、なぜか宍道のベルに併設のサントスへ。モーニングなるものを本当に久しぶりに口にする。

その後三刀屋を経由して三成へ。スーパーで昼食を購入。その後登山口へ向かう。登山口のかなり前の獣避けゲートを開けて車ですすむ。300メートルぐらい奥が駐車場と登山口だった。車は一台もない。

三郡山亀嵩側登山口
右側(東側)の登山口から上がり、左側(西側)に降りるルートで

準備して登山スタート。ちょうど11時。案外遅くなった。嫁サンが冬苺の果実を見つける。まだ酸っぱい。

スタートからしばらくは沢筋を上がっていく。

何度も沢を超えて右岸と左岸を行ったり来たり。滑らないよう、慎重に進む。途中、先がわかりづらいところがあったが、踏み跡もあり、なんとか沢筋から逃れる。

紅葉はまずまず。

目指す三郡山の山頂がかなり先に見える。

三郡山の頂上。ずっと先のようだが案外歩いてみると・・・

一旦右側の方へ登ってそこから三郡山にむけて尾根筋を歩くような感じになるようだ。30分ほど歩いたところで一旦休憩。

休憩地付近

このさき、とてもいい感じの登山道になる。枯葉もたくさん積もっていてサクサクと気持ちが良い。


ここからは尾根まで楽しい歩みを続ける。上がったり下がったりがあるが、それほどキツくはない。周囲の木々を見ながら楽しく足を動かす感じ。

尾根に上がってからも何度か上がったり下がったりはあるが、ここもそれほどしんどくない。ちょうど1時間で奥田原への分岐点、お地蔵さんに到着。このルートはあまり使われていないようで笹が生い茂っていた。

途中ベンチもあったが、見晴らしは木々に遮られている。夏は気持ちが良いかもしれない。

1時間20分ほどで山頂に到着。少し靄がかかっていてあまり遠くは見えない。時々雲が途切れて日がさすと暖かくてとても気持ちが良い。少し風はあるようだが、あまり気にならない。ここでランチタイム。以前来た時は6月ぐらいだったが、かなり暑かったのを覚えている。今回はこの南側のルートでちょうどよかった。

普段あまり使わないが、尾西のごはん(きのこごはん)と、定番のラーメン、スーパーで買ってきた惣菜を二人で分けて食べる。昨日の夜あれほど食べたのに、お腹がすく。流石に登山はカロリーを消費するのだろう。

お腹がいっぱいになったところでチェアリングタイム。しばしうとうとする。静かでとても気持ちがいい。
ここで1時間半ほどゆっくりして2時過ぎに下山を開始。

三郡山西側の下山ルート

下山は西側のルートから。車まで戻るのに少し大変だが、せっかくなので別のルートを辿ることにした。

亀嵩方面へ下るこちらの西側のルートもとてもいい感じ。おだやかなアップダウンのある尾根歩きがしばらく続く。2箇所ほど少し急な下りがあったので、登る時は少ししんどいかもしれない。

かなり急な下り坂

30分ほど歩くと、ぐんと降って峠に到着。

三郡山西側峠桃源郷方面

桃源郷方面にいく道のようだ。


ここからは先は案外倒木が多い。といっても、通れないほどではない。雰囲気は悪くないけれど。紅葉もいい感じに色づいている。
降りはじめて1時間弱、長寿の滝という標識が現れるが、その先は笹が生い茂っていてとてもいく気にはなれなかった。


下山からほぼ1時間で西側の登山口に到着。

ここからは林道を少し歩くと民家が見えてくる。農道まで出てからは少し長く、上り坂にもなったので、獣避けゲートで荷物を下ろして歩いて車を取りに戻った。

農道付近から眺める三郡山

お疲れーということで、今日も例によって温泉に。湯村温泉のお湯が本当に心地良い湯加減。いつまでもつかっていたい気分だった。

接待温泉

晴れ。気温が高い。梅雨明けを思わせるような暑さだった。もちろん、まだまだこれからなのだが。

一応休日だったのだが、忙しさは普段以上だった。

子供の大学進学のお祝いをいただいた親戚にささやかながらお礼をと、温泉と食事にお連れすることになっていたのだが、あいにく今日、圃場担当のスタッフが忌引。そのため、昨日と今日の早朝、水やり作業などをしてからでないと出発できなかった。朝から大変にバタバタ。

まず、6人で出かけるので、出雲空港そばでレンタカーを借りる。7人(8人?)乗りのエスティマ。普段乗っている車に比べると相当でかいし、静かだ。年に一度ぐらいは運転することがあるが、やはり最初は慣れない。

その後、2件の親戚の家へお迎えにあがる。2組の夫妻、いずれもアラ卒(90代前後)なので、色々と気を使う。皆、足があまり良くないので、座る場所、乗り降り、etc.・・・

目的地は奥出雲、仁多町亀嵩の玉峰山荘である。なんと、今朝の予報ではなぜか奥出雲地方の最高気温が34度だとか。松江が30度程度だというのに。暖かい空気の張り出しのせいだろうか。そんななかで温泉とは・・・。

僕はドライバーに徹していたが、例によって車内での会話はピントが外れていたり、噛み合っていなかったり、それでも側で聞いていると面白い。

道すがら、道路脇の気温表示は34℃から35℃。天気予報は間違っていないようだ。車から外へ出るとワッと暑い空気が絡んでくる。

途中、同行者の一人が、亀嵩にあるケヤキの大木を見たいとおっしゃる。神社にあるということで、早速検索。湯野神社というところだそうだ。地図で見ると道路沿いなので歩かなくても大丈夫だ。樹齢400年だとか。

ケヤキ
400歳のケヤキと二人でその約半分のグランパたち

現地に着くと、男性二人は、早速ケヤキの株元へ。二人合わせると、ケヤキの樹齢の半分ぐらいにはなる。100年近く生きると、同じ仲間の感情が強くなるのだろうか。写真を撮って欲しいと所望される。

その後目的地の玉峰山荘へ。お昼前だったのでまずはお風呂。10年以上前に来たことがあるが、もう忘れていた。

中のお湯はかなり熱めでのぼせそうだったが、露天風呂はちょうど良かった。露天風呂に入っているときに12時のサイレンが鳴った。

お風呂から上がって昼食。90男二人はまずはビール!まったく感心する。もし僕が90まで生きていたとして生ビールが飲めるだろうか。

お料理は地元食材などを使ったもの。仁多米のごはんが美味しかった。

昼食後、少し休憩して帰宅の途につく。途中例によって道の駅で買い物。2組を送り届けるともう4時半。車を返却して家に戻ったら6時だったが、再度ビニールハウスへ向かった。その後なんぞかんぞで、結局夕食は9時過ぎに。ハードな1日だった。