ニンニクの処理と刃物研ぎ

雨。予報では今日の午後からということだったが、意外と早く、朝のうちから降り出す。

早朝圃場で発送準備など。今日はそれほど手間がかからなかった。例によってラジオ体操。まだ汗ばむこともなく、快適。

一旦戻って朝食とデスクワーク。しばらくしてから圃場に戻る。こちらでも片付け主体。ジャスミンが色々咲き始めて香りが良い

午後はデスクワークと発送の手伝い。請求書などを集中して片付けることができて一安心。

夕方は先週収穫したニンニクの処理。泥がついた皮をむいて紐で結ぶ。乾かす適当な場所がなかったのでCDの棚の前につるす。非常に似合わない。

さらにこれもずっと気になっていた刃物研ぎ。包丁二本、肥後の守、ナイフ、ハサミ2丁を一気にとぐ。久しぶりだったので、出来は今ひとつだったが、それでも今までと比べたらずいぶん切れは良いだろう。

刃物研ぎ講座実技編に参加

仕上げ砥で研いだあと

曇り時々晴れ。3月の気温だという。過ごしやすいのはありがたいが、少し心配になる。

早朝、圃場で発送準備など。朝食に戻り、掃除などを終えてもう一度圃場へ。苗の整理や肥料の詰め変えなどを行う。

昼は少し早めに帰る。

午後は、まちゼミ実技編。京店の末広刃物店で刃物研ぎ講座の実践編である。今回は一回に参加者二人だけの限定で集中して研ぎを習う。また、今回は中砥のほかに仕上げ砥も使って刃を鏡面仕上げまで行う練習。持ってきたのは小さめの出刃包丁。

今日は、刃をどの様に砥石に当てるかについて丁寧な実習を行う。いままで、研ぎについていかに適当な知識と捉え方をしていたかというのがとてもよくわかる。研いでいてもいちいち納得しながら研げるし、指先と目で確認するので、きちんと研げていることがわかりやすい。

中砥で研いだあと
中砥で研いだあと

仕上げ砥は使うのが初めてだったが、それほど時間や力をかけて研がなくても良いということがわかった。仕上げ砥の前とあとで比べてみたが明らかに光り方が違う。切れ味も長く持つとのこと。

仕上げ砥で研いだあと
仕上げ砥で研いだあと

しかも、きちんと研ぐことで、僕が持っているような安い包丁の歪みなどがよくわかってくる。良い刃物ほど研ぎやすいという先生の話にも納得。逆に癖があって研ぎにくいのだとばかり思っていた。

認定証

2時間はあっという間に終わる。受講認定証までいただく。ちょっと嬉しい。

講習後に持っていない仕上げ砥と、仕上げ砥を使うときのために名倉砥石というのも購入。こういうのがあるとは知らなかった。研ぎは奥が深い。

あわせて、今後の山仕事で使いそうなので片刃の腰鉈も購入。片刃の青砥、210mm。比較的リーズナブルな価格で納得のものをおすすめしてもらって、ここで購入して正解だった。下手にホームセンターなんかで買わなくて良かった。

昨年の「まちゼミ」と合わせて2回、4時間ほどの研ぎ講習。まちゼミはもともと無料だし、今回の講習は受講料3000円ということになっているが、3000円分のお買い物券がついてくるので、実質無料。もちろん、それを使って仕上げ砥を購入させていただいた。

無料でしっかり刃物を研ぐ基礎をとても安価に教えてもらえて非常に得した気分。今年もおそらく暮れに実施されるようなので、多くの人に体験してもらいたいと思う。

末広刃物店

末広刃物店Facebook

きちんと研いできたことを告げたのに、甘くみていたうちの嫁サンはキャベツを千切りしていて指を切ってしまった。侮った報いである。幸いカットバンで済んだ程度だったが。刃物を甘くみてはいけないのだ。

夕食のキャベツはとってもしゃっきりしていたように思えた。