春の吉田毛無山へ

曇り時々晴れ。少し霞がかかるような天気。とても気温が高い。

早朝圃場へ行き、発送準備など。昨夜少し食べ過ぎたので、今朝は何も食べないつもりだったが、少しお腹が空き、インスタントの味噌汁を食べる。

その後、カバーの組み立て作業などをしていたらGさん到着。

作業も一段落したので、山へ向かう。どこにするかずいぶん迷うが、天気は良いものの見通しはあまりよくない感じ。

春の吉田毛無山を見に行こうと考える。向かいの大万木山はまだ雪が残っているということだし。

途中、道の駅により、毎年楽しみのわさびの葉を買い求める。このまま持っていくわけにはいかないので、途中、簡易的なクーラーボックスを買い求める。クラッシュアイスも買ったのだが、その後で、スーパーには無料の氷があることに気がつく。まあいいか。

現地はもう3度行っているのだが、吉田村方面から行くことは初めて。木次から高速に乗り、吉田村のインターで降りる。

林道から毛無山を望む

1箇所少し心配なところがあったが、無事到着。11時半だった。車が一台ある。毛無山へか、それとも大万木山方面かわからないが。月曜日なのに珍しい。

毛無山方面登山口

秋とはまた違った雰囲気の登山道を進む。ただ、足元の枯れ葉がさくさくと気持ち良いのは同じで、歩いていてとても楽しくなる。

一度歩いた道はやはり進むのがはやい。展望台まであっという間に到着。

やはりここから見る大万木山は雄大の一言である。谷沿いには雪も多く見られる。残念ながら、広く展望の広がる北側は霞んでいて今一歩。

向かう毛無山

すぐに目の前に見える毛無山へ出発。

まだ新芽が動いている木はわずか。それでも秋の寂しさとはまた違う雰囲気が山に漂っている。

尾根伝いに何度か高度を上げたり下げたりしながら徐々に毛無山へ近づく。最後の上り坂の途中で中年男性のソロ登山者と遭遇。駐車場に車があった方かもしれない。

そこから先はあっという間に頂上。

頂上が近いとおもうとつい足早になってしまい、息が切れてしまった。

反省。おおよそ50分弱と言ったところで到着する。12時半である。

登山口あたりも暖かかったが、頂上は風が強いぶん、少し気温は低く感じる。それでもずっとパーカなどを着る必要はなかった。

 

例によってラーメンを作り、家で詰めてきた昨日の残りと一緒に昼食タイム。この時期から?とびっくりしたが、ブヨのようなものが目の前を行ったり来たりしていて落ち着かない。

お腹がいっぱいになったら、暖かい日差しのもと、グラウンドシートの上にごろんと横になって昼寝タイム。今日はとにかく小鳥のさえずりがとても耳に心地良い。しばらくウトウトする。

30分ぐらい経って、今度はチェアリングタイム。前回ここにきた時はうかつにも椅子を忘れていたので今回はリベンジ。何度か腰を上げようという気になったが、せっかくなのでゆっくりしようと座り直す。

周囲の山々を見ながら、あれが鯛の巣山か?あれが猿政山か?といろいろ考える。

鯛の巣山?

鯛の巣山方面への縦走路も少し歩いてみる。

幅は細いが笹が刈り取られていて道がわかる。歩くならこの時期が良いのかもしれない。

結局2時半過ぎまでゆっくりする。

帰りも周囲の山々や大万木山、三瓶山などを見ながら下山。アップダウンが多いので帰りも似たり寄ったりのタイムだった。

ここからは例によって温泉へ。吉田村を通過して湯村温泉へ。とても不思議な洗い方をする若い男性がいてつい目がそちらに行ってしまった。人がバタバタしていて温泉ではあまりゆっくりという感じではなかった。

吉田毛無山に登る

曇りのち晴れ

定休日。今日は久しぶりに朝、圃場に行く必要がないので、ゆっくりする。

天気予報では今日も穏やかで風もないということなので、こんな日に家にいるなんてとんでもない。

先週あたりから情報を集めていた吉田毛無山に向かうことにする。今日はここしばらく運動不足の嫁サンも同行。その意向で、広島県高野がわから行くことになった。先日のりんごのリベンジである。

普段の反省から、9時を目標に出発しようということになっていたが、実際には15分ほど遅れて出発。まっすぐに高野の道の駅を目指す。大根などやお昼のおにぎりなどを購入して、新生坊峠を目指す。途中から一車線の細い道になり、カーブも多い。対向車は来て欲しくないような道だった。幸い、一台もすれ違うことなく、峠に到着。

思ったよりも広い駐車場に車を止める。

新生坊峠地図

ここもかなり見晴らしは良い。残念ながらこの高度ではほぼ紅葉は終わり、木々は葉を落としていたが、冬枯れの雰囲気もまた良い。

準備をしてさっそく登山道に入る。この時点で11時20分。とにかく落ち葉がとてもいい雰囲気。坂もそれほど急ではなく、ゆっくりと歩をすすめる。

ヤドリギ
ヤドリギ

普段は、登山口近くはまだ植林帯だったりするのだが、この山はスタート時点から落葉樹林帯でとても気持ちがいい。しばらく歩くと、頭上に大きなヤドリギを見つけた。その先には、よく目をこらすとオレンジ色のヤドリギ。本では見たことがあるのだが、実物は初めてだ。

オレンジのヤドリギ
オレンジのヤドリギ

ゆっくり歩いて20分、毛無山展望台に到着。

目指す毛無山はかなり先に見える。ここは見晴らしがとても良い。ほぼ180度。出雲方面に広がる山々。後ろには大万木山がどっしりと居座っている。空の雲もとても良い感じで、しばし小休憩を取り周りを眺める。

更に先へ進めるが、あいかわらずとても良い感じの登山道が続く。

道脇の枝に、ヤドリギの赤ちゃんを見つける。こういうのも初めてだ。

アップダウンを繰り返し、徐々に毛無山が近づいてくる。

尾根道からは高野方面もよく見える。

最後に比較的急な坂道。昔つけられていた木の階段もずいぶん朽ちているが、これはこれで構わない。 12時過ぎに、山頂が見えてきた。山頂に近づくに連れてブナも多くなってくる。

山頂到着は12時15分。ゆっくり登って1時間というところか。

インスタントラーメンを茹でて昼食。頂上の広場は比較的広い。周りはブナの大木でいっぱいだが、落葉しているのでとても明るい。葉がある時期は展望があまりないかもしれないが。

昼食後椅子を出してチェアリング。なんと、自分の椅子を忘れてきてしまったので、嫁サンのを借りて腰を下ろす。周囲の山々や枯れた枝越しの空や雲を見ながらしばしウトウト。風は冷たいが、日差しも暖かく、とても気持ちがいい。

山頂で2時間ほどゆっくり過ごす。こういう時間はとてもいい。2時過ぎにようやく腰をあげる。

下山ものんびりと。行きがけには撮影できなかったオレンジのヤドリギも比較的近くから撮ることができた。

帰りも1時間ほどかけて駐車場に戻る。

ここからは吉田村方面へ降りていき、そのまま湯村温泉へ。

時間的に人も少なく、ほぼ貸切状態。やはりスタートが早いと何かと良いことが多い。

とても気持ちの良い休日になった。