雲樹寺へ

しじみ柄の手ぬぐい

曇りのち一時雨。

今朝は目がさめる時間は早かったが、目覚めがあまり良くなく、すきっと起きれない。昨夜の夕食もまだお腹に残っているようでその影響もありそうだ。

今日は昼から出かける用事があるので、急いで発送関係の支度をする。一旦戻って朝食。あまりに眠気が強く、しばらく横になる。

ややスッキリしたので、少しのデスクワークののち、圃場へ行く。片付けをいくつか。11時半前に一旦戻る。このころから昼頃にかけてやや激しく雨が降り始める。

昼食後、安来の雲樹寺へ向かう。時間調整で運動公園で駐車していたら、道を尋ねられた。この頃道を尋ねられることが多い。ゲゲゲの女房の実家へ行くという。かなり遠くから来られた模様。

雲樹寺についた。1時集合ということだが、まずは参拝を済ませておく。初めてきたのだがとても雰囲気のある境内。

その後徐々に人が集まり、本堂で相談。本堂内部もとても上品な感じだ。米子のLさんにいろいろガイドしてもらい、由来などを聞く。

いつの間にか二時間ほど経って解散。近くまで来たので、広瀬の天野紺屋さんへ行く。店舗へ行くのは初めてだ。天野さんはちょうど染めの作業中だったので、顔を合わせて、少し近況を話すぐらいだったが、お母様が店頭で色々説明してくれた。

前から欲しかった手ぬぐいを購入。柄がいろいろあったが、大好きなしじみ柄にした。いい感じだ。

しじみ柄の手ぬぐい
新柄だそうで、手に取ってもらって嬉しいと天野さんからお礼が来た

帰ってデスクワークの続き。いろいろ仕事が溜まっていて困る。

雨の日の魯山人

朝から雨降り。普段ならがっかりの休日だが、疲れ気味の心身を休めるには丁度良い恵みの雨かもしれない。

それでも片付けごとで早朝は圃場に。午前中もすこし息を抜きつつ、片付け仕事をボチボチ。完全に休んでしまうと明日以降がかなり大変になるしね。

午後、嫁サンがいただいた(当たった?)という足立美術館のチケットがそろそろ期限だというので、何年ぶりかに足を運ぶことにした。以前は誰か県外の方を案内してきたんだっけ?

月曜日なので、観光客もそれほど多くない。程よい入館者数でゆっくりと庭を眺める。雨の新緑の日本庭園もいいものだ。強い雨の中作業しておられる庭師さん、ご苦労様です。

庭をざっと楽しんだら、美術品コーナーへ。日本画には(洋画もだが)あまり明るくないので、時々面白そうな絵が目を惹く程度。気に入ったのは展示物よりも、器の展示コーナーにあった魯山人の言葉。

特に

「画でも、字でも、茶事でも、雅事でも、遊んでよいことにまで、世間は働いている。

何でもよいから、自分の仕事に遊ぶ人が出てこないものかと、私は待望している。

政治でも、実業でも、遊ぶ心があって、余裕があると思うのである。」

というところが妙に惹かれた。忙しすぎる今の自分に反省である。

そのあと、現代の日本画を展示する新館に入ったが、こちらは本当に入館者もまばら。どちらかというと現代の日本画の方が見ていて楽しめるものが多かった。ただ、とにかくサイズが大きい上に数もすごい。前半にも加えてもう満腹状態である。

腹ごなし?に温泉に。本当はさぎの湯荘に行きたかったのだが、ちょうど時間がずれていて涙を呑む。仕方なく近くの別の施設へ。なぜか老人がものすごく多い。あまりゆっくりできなかった。ただ、収穫がひとつ。7月に行われる米朝一門会のパンフを見つけたこと。日程的に厳しいがなんとか時間を作って足を運びたい。魯山人の言葉に倣って。

米朝一門会

さらに天野紺屋さんにも寄りたかったのだが、時間的にもう遅かったので家路につく。

さぎの湯荘と天野紺屋はまたの機会のリベンジにとっておこう。