連続王手

朝からすこし強い雨が降り続く。畑も乾燥気味だったので恵みの雨だ。気分も落ち着いてゆったりと過ごして・・・などいられなかった。

昨夜がとても遅かったので、今朝のスタートも必然的に遅くなった。とはいえ、5時半には活動開始。

睡眠時間が十分でなかったので、ミスが続く。注文が入った苗のリストを忘れたり、ラベルを付け忘れたり。このあたりから王手への布石が始まっていたようだ。

そもそも、将棋は得意ではない。ルールは知っている程度。息子がまだ小学生だった当時、将棋に一時熱中したことがあって何度も相手をさせられた。最初はまだ余裕で勝っていたのに、あっという間に抜かれてしまい、なかなか勝てなくなってしまった。幸い彼の将棋ブームはすぐに過ぎてしまったので良かったのだが。

将棋をするとき、王手をかけられるととにかく焦るほうだ。王手をかけられ、逃げ、王手をかけられ、逃げ・・・と徐々に逃げ場を失い、最後に負けてしまうというパターン。

日々の生活でもなんか似たようなパターンが多い。

さて、一度自宅に戻って朝食と事務仕事を片付け、午前中にもう一度ビニールハウスへ。ついたと同時に、荷物がテレコ(AさんのところにBさんの荷物が届き、BさんのところにAさんの荷物が間違って届く)してしまったという連絡が入る。

事務所へまたUターンして現状を把握しお客様に連絡。その間にも電話や問い合わせ、注文変更などのメールも入る。かなり焦ってくる。一旦片付いたところで再度ビニールハウスへ。お昼過ぎてもまだ今日の準備は終わらない。

1時前になってようやく一度帰宅。昼食後またデスクワーク。すこし追いつく感じがしていたが商品が足りないというトラブル。また王手がかかる。

これもなんとかクリアして、発送便も順調に終わりかけていたら、普段よりも20分も早く集荷のトラックが到着。申し訳なかったが集荷をすこし後にしてもらう。

なんとか発送も間に合い、再度ビニールハウスへ。本当行ったり来たり。水が切れている苗たちに水やりをしたり、ほったらかしにしてあったものを片付けたり。結局終わったら7時だった。なんとか詰みだけは逃れることができた1日だった。ヤレヤレ。