終わり良ければすべて良し

アップルロード

晴れ。とても良い天気。気温もほどほど風もなく、快適。出かけるには最適の天気だ。

早朝、片付けごとがあり、圃場へ向かう。ただ、短時間で終わる。

一旦戻って軽く朝食。どこかへ行くことになるが、山登りは計画がいまいち納得できるところがない。嫁サンがかねてから高野の方へ行ってみたいと行っていたので、そちら方面にむかうことにする。

もちろん、自分もほとんど土地勘のない場所である。とりあえず出かけることに。例によって、途中木次の道の駅へ。三刀屋から高速道路に乗るとあっという間に高野の道の駅に到着。

まずは道の駅の中に入ってみるが、あまりの人の多さに自分はすぐに施設を出る。積んできた自転車を組み立てる。ふと見上げるとすぐ目の前に「アップルロード」との表示。生産直売やりんご狩り農家が集中している地域があるようだ。まずはそちら方面へ自転車を進める。

アップルロード
またの機会のアップルロード

たわわに実ったりんごの木が並ぶ。結構落ちたり、カラスか何かに穴を開けられた果実が枝についたままになっている。しばらく進むと直売所を見つけたが、なんと今日はお祭りで収穫が休みだとか。

周囲の直売所も同様。いずれも本日休業。とても残念。がっかり。

アップルロードをぐるっと周回して、東方向の街の中の方向を目指す。気持ち良い天気だが、ほとんど何もない。旧街道と思われるところまで来て、一旦川を渡り、川沿いを戻る。

1時ごろになって道の駅に到着。もう一つの目的の新蕎麦を目指して奥出雲方面へ向かうが、思ったよりもかなり時間がかかる。道も細いし、天気でなければ心細くなるぐらいだ。

ようやく到着した八川駅の前の蕎麦屋は車がいっぱい。中を覗くと待ちのお客さんが10人以上。諦めて横田方面へ。途中の一風庵も車がいっぱい。さらにくだって三成まで行くが、吾妻そばも3時まで。新蕎麦が食べれず、がっかり。結局、高野で買ったお弁当を尾原ダムの横のパーキングで食べる。

その後、湯村温泉へ。今日は時間も早めなので人も少なく、お湯の温度も非常にいい感じ。ゆっくり体を温める。

かえりがけ、三刀屋で買い物。ここで美味しいお酒と、なかなかよいおつまみをゲット。

帰宅したら6時ごろ。これぐらいに到着するのもいいものだ。夜もゆっくりできた。終わり良ければすべて良しである。

蕎麦・登山・温泉

フユイチゴ

曇り時々晴れ。

定休日。風もなく穏やかなので、今年最後になるかもしれない山登りに出かける。といっても例によってハイキング程度。

ついでに、まだ今年味わっていない新蕎麦も食べたいということで奥出雲方面へ。この時期なら日が当たる方が山登りしていても楽しいだろうから、南斜面の登山道を探す。そこで、だいぶ前から気になっていた鍋坂山をターゲットに。大仁広域農道を久しぶりに走る。相変わらずアップダウンが多くて疲れる道だ。走っている車もとても少ないのでその点では良いのだが。

本当なら登山ののち、食事と行きたいところだが例によって出かけるのが遅く、先に食事に向かうことになる。横田は蕎麦屋がたくさんできているが、ほとんど訪れたことがない。とりあえず、お客様のfacebookによく出ていたり、スタッフの評価もまずまずの姫のそば・ゆかり庵へ。スマホのナビで進むと、目前に鳥居が出てきて進んで良いのかなと思うが、迷わず進んだら、稲田姫をまつった稲田神社があり、その横に蕎麦屋があった。お昼だったのですでに客が多い。蕎麦でかるい昼食をとり、今来た道を戻って鍋坂山に。

登山口はわかりやすいが、登山口のすぐ上で、登山道が分岐している感じでちょっとわかりにくかったが、例によって、法師崎のやまある記 中国地方の登山紀行を頼りにする。本当にこのサイトはよく作られていて頭が下がる。

とにかくこの山は、最低限の階段ぐらいしかないので非常に気持ちが良い。特にこの時期は枯葉が登山道につもり、足にも優しい。

少し登ると、冬苺が実をつけていた。時々つまんでは口に運ぶ。

フユイチゴ

必要なところには丸太の橋がかかっていたり、ロープや脚立もある場所があったりして、それなりに急なところもあるのだが、沢沿いの道を登っていくと、沢の音が耳に快い。沢水は、澄んでいて喉を潤すにもよかった。

沢水

 

周囲も山また山なので雑音も聞こえることがないのも嬉しい。

 

少し汗をかきつつも30分ほどで尾根に。そこから山頂はすぐだ。山頂からはほぼ360度。中国山地から、出雲、松江方面、大山方面までよく見える。

鍋坂山山頂

少し曇りがちだったのは残念だったが、山頂で気持ちよく休憩。コーヒーブレイク。行きも帰りも登山客はゼロ。踏み跡も残っていないぐらいだったのでそれほど登る人はいないのかもしれない。

ゆっくり登って降りて2時間弱。ここから一番近いのが長者の湯。久しぶりに向かったらなんと休業。仕方ないので、湯村温泉に向かう。とはいえ、この頃一番のお気に入りだから残念というわけではなかった。ここは案外入浴客は多かった。ゆっくりと体を温める。松江に帰るまで体はポカポカ。

蕎麦・登山・温泉と、好きなものがみっつそろったご機嫌な休日となった。