船通山に登る

晴れ。早朝圃場で発送の準備など。7時過ぎに帰り、今日は定休日なので少しゆっくりし、読書など。

爽やかな気候で、とても天気が良い。そろそろ梅雨にも入りそうだし、こういう機会を逃すとかならず後悔する。今日も山へ向かう。

先日、出雲のMさんが船通山へ登ったという話を聞いたばかりで、そういえば島根側からは登っていない。確かすごく若い頃に登ったような記憶はあるのだが・・・。それと、10年以上前、子供がまだ小学生の頃鳥取県側から登ったことはある。

ということで船通山へ向かう。といっても今日は嫁サンも同行。例によって出発は10時半となる。途中の寄り道を極力控えたのだが、登山口(登山道分岐のわくわくプール)に着いたのが12時半だった。

 

いろいろな登り方があるが、一応周回してみることにする(思えば時間が時間なのでピストンにすればよかった)。

わくわくプールのところに車を駐車し、反時計回りに。まずは鳥上滝コースを登っていく。ここからの舗装道路歩きが案外長かった。おおよそ30分強。

舗装道路の終点には車が数台。さらに直前には大阪ナンバーの車も一台上がってきた。

ここから登山道

登山道は広く、整備されていて新緑が気持ちが良い。

石畳が貼られているところも多く、歩きやすい。

所々にハナクルマバソウが咲いていた。時々足を休めては頭上の新緑を眺める。思い切り空気を吸い込むと、肺の中が洗われるようだ。しばらくは沢沿いの道を登っていく。何度も沢を超える。ここしばらくは天気だが、ぬかるむところもあったりするので、雨の後は歩きにくいかもしれない。

途中鳥上の滝のベンチで休憩。ここまでおおよそ30分。

そのうち下から上がってきた男性は山伏の装束。滝の前で褌姿になりはじめる。どうやら身を清めるのか滝行か?

あまり近くにいては迷惑だと出発。しばらく上がると沢から離れ、更に気持ちの良い林の中を通る道になる。

ゆっくり登って、登山口から1時間半。14時15分ごろに山頂到着。

大山が正面に見える他、とにかく360度、いろいろな山が見渡せる。二人ほど先客。

しばらくして先ほどの行者さんも上がってきた。

ものすごくお腹が空いて、家から持ってきたおにぎりとおかず、プラス、ラーメンを茹でて食べる。毎回のことながらとても美味しい。

その後はチェアリングタイムで少しゆっくりするが、行者さんがお経を上げ始めた。決して近くではないが、結構耳につく。

それでも少しウトウト。

あっという間に3時半となり、下山開始。帰りは亀石コースで。このコースは一方的なくだりではなく、平坦なところもありとても楽しかったのだが、降りてからの車道歩きが四キロ近くあった。嫁サンは登山口に待つことになり、一人で車を取りに行く。かなり大変だったが、リュックもないのでまだよかった。

その後せんじつHさんにいただいた玉峰山荘の入浴券を持って温泉に。人も少ないが、久しぶりだったのでリラックス度はもう一歩だった。帰ったら8時を過ぎていた。

接待温泉

晴れ。気温が高い。梅雨明けを思わせるような暑さだった。もちろん、まだまだこれからなのだが。

一応休日だったのだが、忙しさは普段以上だった。

子供の大学進学のお祝いをいただいた親戚にささやかながらお礼をと、温泉と食事にお連れすることになっていたのだが、あいにく今日、圃場担当のスタッフが忌引。そのため、昨日と今日の早朝、水やり作業などをしてからでないと出発できなかった。朝から大変にバタバタ。

まず、6人で出かけるので、出雲空港そばでレンタカーを借りる。7人(8人?)乗りのエスティマ。普段乗っている車に比べると相当でかいし、静かだ。年に一度ぐらいは運転することがあるが、やはり最初は慣れない。

その後、2件の親戚の家へお迎えにあがる。2組の夫妻、いずれもアラ卒(90代前後)なので、色々と気を使う。皆、足があまり良くないので、座る場所、乗り降り、etc.・・・

目的地は奥出雲、仁多町亀嵩の玉峰山荘である。なんと、今朝の予報ではなぜか奥出雲地方の最高気温が34度だとか。松江が30度程度だというのに。暖かい空気の張り出しのせいだろうか。そんななかで温泉とは・・・。

僕はドライバーに徹していたが、例によって車内での会話はピントが外れていたり、噛み合っていなかったり、それでも側で聞いていると面白い。

道すがら、道路脇の気温表示は34℃から35℃。天気予報は間違っていないようだ。車から外へ出るとワッと暑い空気が絡んでくる。

途中、同行者の一人が、亀嵩にあるケヤキの大木を見たいとおっしゃる。神社にあるということで、早速検索。湯野神社というところだそうだ。地図で見ると道路沿いなので歩かなくても大丈夫だ。樹齢400年だとか。

ケヤキ
400歳のケヤキと二人でその約半分のグランパたち

現地に着くと、男性二人は、早速ケヤキの株元へ。二人合わせると、ケヤキの樹齢の半分ぐらいにはなる。100年近く生きると、同じ仲間の感情が強くなるのだろうか。写真を撮って欲しいと所望される。

その後目的地の玉峰山荘へ。お昼前だったのでまずはお風呂。10年以上前に来たことがあるが、もう忘れていた。

中のお湯はかなり熱めでのぼせそうだったが、露天風呂はちょうど良かった。露天風呂に入っているときに12時のサイレンが鳴った。

お風呂から上がって昼食。90男二人はまずはビール!まったく感心する。もし僕が90まで生きていたとして生ビールが飲めるだろうか。

お料理は地元食材などを使ったもの。仁多米のごはんが美味しかった。

昼食後、少し休憩して帰宅の途につく。途中例によって道の駅で買い物。2組を送り届けるともう4時半。車を返却して家に戻ったら6時だったが、再度ビニールハウスへ向かった。その後なんぞかんぞで、結局夕食は9時過ぎに。ハードな1日だった。