王院山へリベンジ登山するも・・・

曇り時々晴れ。

定休日だが、色々片付けることもあり早朝圃場へ。

一旦帰って朝食。嫁サンは実家のお世話のために出発。

自分も家でごろごろしていてもしょうがないが、天気は悪くないし、お山へ出かけるにも悪くない感じ。ただ、どこに行くべきかやはりずいぶん迷ってしまう。

近場で、バイクで行けるところもいいが、まだちょっと寒いかなという感じだ。

結局、リベンジ登山と称して、以前登ったが悪天候などでパッとしなかった山にもう一度登ろうと考えた。

候補としては、丸倉山、王院山あたりとなったが、今日は王院山へ。19年のGWに登ったが全く見晴らしが悪かった思い出の山だ。

出雲までいき、道を確認。この山は案外登山口までが覚えにくい。かなり細い道を長く走った覚えがある。今日は立久恵峡の方に行かずに、東側から回ったのだが、やはりかなり凄い道だった。

12時40分過ぎに登山口到着。

この右側に登山口があったと思ったが・・・

いざ出発!と思ったのだが、あれ?登り口ってこの辺じゃなかったかなと思う場所に道らしきものがない。

確かここが登山道入り口では?

すぐ横に林道はできていたので、こっちに変わったかと思いきや、少し登ってみたら谷の向こうにそれらしきものを発見。

林の中に見える古い登山道

もう一度降りて場所を確認するが、草に覆われている。

少し進むが・・・
更に先に行ったがここで断念

少し進むが、断念。

登山口の看板横に、林道脇から登山口があるとの表記を見つけ、林道を上がっていく。

林道。つまらない

確かにしばらく上がると林道の脇に笹が刈られた登山道らしきものを発見。

ここが入り口だ
笹が刈られていることに感謝・・・しかし

整備していただいている方に感謝するが、笹が刈られているのも50メートルほど。その先は笹藪となっていた。

この先笹藪

さて、どうするか、それでも階段は残っているので笹をかき分けると登山道は確認できる。一度登ったことがあるということは心強い。下りのときに見えにくいかもという不安は残るが、やはりせっかく来たので・・・という気持ちも強く、前進あるのみだ。

本格的な藪漕ぎというのはしたことがないし、これを藪漕ぎというのかどうかもわからないが、なかなか大変だ。とにかく周囲を見る余裕があまりないので楽しくない。

今きた道を振り返る
道を塞ぐ倒木

大方頂上というところまできたが、倒木が道を塞いでいる。なんとか乗り越える。途中で笹藪も途切れるかもという淡い期待は裏切られた。

休憩して周りを見る余裕もなく一気に登ったせいか、20分で山頂。

王院山山頂。ベンチが

以前来たときにも増して荒れ、笹も伸びに伸びている。ベンチも一つは崩壊していた。

稲佐の浜方面

ここで昼食にするか、降りて昼食にするかと迷うところだったが、決して天気も悪くはないし、風もそれほど強くないので、ここで昼食に。例によってラーメンを茹でて食べる。とても美味しい。途中で買った弁当も一気に完食。

昼食後、椅子に座ってゆっくり。そういえば、最初のチェアリングもここだったが、その時も(今回も!)写真を撮ることがなかった。

笹藪の中で1時間半ほどゆっくり、ウトウト。もう少し天気が良ければ良かったのだが。

それから下山。下山は20分もかからなかった。

当然のごとく、完ソロ登山となったが、あまり嬉しさは感じられなかった。やれやれ。

その後、南へ下り、須佐のゆかり館へ。人が少なかったのでゆったりと湯に浸かることができた。ここからは出雲方面へでて、ホームセンターで若干の買い物。

王院山へ登る

王院山から南を眺める

晴れのち曇り。早朝は日が差していたが、昼前から曇りになり、時々パラパラと雨が降り出す。

連休最終日。あわせて定休日なので、さすがに少しは連休らしいことをしたくなる。

といっても、早朝は圃場へ行き片付けごとなど。これだけは必要なのでどうしようもない。

長野のIさんから電話がかかってくる。

10時半ごろ松江を出発。兼ねてから算段していた出雲の王院山へ向かう。出雲の市内からすこし道がややこしいので、十分調べてから出かけたが、特に問題なく登山口へ到着。連休だから登っている人もいるかもと思ったのだが、駐車場にも車はない。先日、スタッフが船通山にのぼったらすごい人だったと言っていたのでなおさら気が抜ける。

王院山

早速登山開始。時々木漏れ日が射す気持ちが良い山道を上っていく。春の花が所々で咲いている。新緑が美しい。スタートから案外階段がきついが、気がつくとあっという間に頂上近くに。ところがこのあたりで、遠くから雷の音が聞こえる。

頂上は笹が生い茂り、なんとか残っているベンチが見つかる程度。それでも登山記録にはGWにも登った人が何組かはいたようだ。

王院山から南を眺める
王院山から南を眺める

風も強いし、雨さえ降らないが、決して長居して楽しい感じではない。本当はラーメンを茹でたり、コーヒーをいれたりもしたかったのだが、あまりそういう気にもなれず。途中で買ってきた弁当を食べて終了。

それでもせっかく持ってきたこのあいだ買ったチェアに座り、少し空を眺める。すごい勢いで雲が流れていく。日が時々さすが、すごく眩しい。

嫁サンがもう降りようというので、下山開始。あっという間。須佐方面へ行き、須佐神社へお参り。もっと人出があるかと思っていたのに普通の休日程度だろうか。続いてすぐ隣の温泉で汗を流す。ここも決して混んではいなかった。

帰りに出雲方面へより、更に嫁サンの実家に頼まれていた鉢を届ける。

あとで、いつも参考にしている法師崎のやまある記 中国地方の登山紀行を見たら、頂上から少し行くと展望地があったようだ。ただ、笹がすごく、とても展望地へ行けるような状況ではなく、天気の点でもとても行って見る気にはならなかっただろう。

連休最終日、それでも連休らしく余暇を過ごした感じになれただけでもよかった。