枝雀の落語を見る

今日も1日不安定な天気。朝も晴れたかと思ったらパラパラと雨が降り出し、午後は西風が猛烈に吹く。夕方にはおさまるが、雨が降り出す。

東北では午前に強い地震。気温も低いのでGWという感じではない。去年に比べるとずいぶん落ち着いた5月のスタート。それでもバイパスを走っていると時々県外ナンバーを見かける。県を超えた移動は自粛とのことだが。

早朝圃場で発送準備など。8時前に朝食に戻り、9時過ぎにもう一度作業に向かう。午前中は植え替えをしたり、株分けなど。いくつか定植もできた。昼前にはかなり気温も上がる時間帯もあった。

午後は少し横になってからデスクワーク。夕方まで続く。

夜は何のタイミングではじまったか、YouTubeで枝雀の落語を続けてみて大笑いすることになった。久しぶりにみたが、今更ながらやはりすごいなと思うばかり。その勢いでついついお酒を飲み過ぎてしまう。

珍しく佳き日

桂米團治 独演会

曇り。雨こそ降らないが昨日とうって変わって寒い1日。

早朝かなり早く目が覚める。デスクワークを少し行い、午前中にずっと前から気になっていた仕事を片付ける準備を始める。

7時前に圃場に行き発送の準備など。昨夜少したくさん食べ過ぎてまだお腹に残っている感じがするので朝食はコーヒーとヨーグルト、果物を少々。

8時過ぎから机に向かう。集中して行ったので、昼前にはおおかた完了。まとまった時間さえあれば、数ヶ月間できなかった仕事も一気に片付くものだ。あとは少しだけのやる気があればだが。

昼食後少し休憩して、圃場へ苗を取りに行く。4時過ぎにピピにゴムパッチンのダンボールを配達。夕方はホームセンターで細々としたツールや資材を購入。その足ですごく久しぶりに図書館へ行く。ネットで目にした本が蔵書していたのでそれを探しに。

インフォメーションコーナーで桂米團治 独演会のパンフを見つける。6月の終わりだが、土曜日なのでなんとかいけそうだ。

桂米團治 独演会

調べてみたら、上記のサイトによると島根が最後。凄いのか?

ついでに、ずっと貸し出し中で諦めていた本も見つける。今日は色々ラッキーなことが多い。

更についでに、ここには書けないが、いままで届かなくてやきもきしていたものがついに届いて非常に気が楽になった。ここ数ヶ月の間もやもやしていたことが晴れて、心にも穏やかな春がやってきた感じだ。

天満天神繁昌亭で寄席を楽しむ

天満天神繁昌亭

曇り

朝はゆっくりスタート

ホテルの大浴場でひとっ風呂浴びてさっぱり。

朝食も、どこか探して食べるつもりだったが、ホテルのバイキングで正解だった。

9時過ぎにチェックアウトして、天満天神の方へ歩いて向かう。

天神商店街を歩いてぶらぶら。人々の行き交う姿を眺めながら歩くのはいいものだ。豹柄のママチャリにのったオバチャンがいてびっくりする。

天満天神は、梅がこれからというところ。蕾がびっしりついていた。さすがという感じ。しだれ梅も美しい。

天満天神の梅。まだ蕾。鍼供養をしていた

昼食を定食屋でとり、午後からの落語に備えてビールも一杯。夜は居酒屋になるようだが、お客さんはたくさん入ってくるのにみなとても静か。サラリーマン風の客に

「見てみ、昼間っからふたりでビール飲んではるで!」

って感じで見られていてちょっと恥ずかしい。

天満天神繁昌亭
高齢者の割合が非常に高かった

天満天神繁昌亭の当日券自由席は150番目だったが、前が結構空いていて2列目に陣取る。

四時過ぎまでの三時間楽しいひと時。噺家は、なかなか若さを武器にするのは大変だ。

スケジュール

トリの桂文太師匠はよかった。声も心地よく、知っている噺なのでうとうとしそうになったぐらい。しかも、あとで知ったのだが、目が不自由でいらっしゃるそうだ。そう思わせる一場面があったが、あとは微塵にも思わせない素晴らしい芸だった。

噺は「抜け雀」をアレンジした抜けガニ(?)

どうしてもサゲのキレが抜け雀には及ばないが抜け雀のサゲでは知っている人でないと笑いは取れないかもしれない。

時代とともに変わっていくことも必要だ。

終演後、噺家の皆さんの見送りで繁昌亭を後にした。

そのまま新大阪に向かい、新幹線とやくもで松江に戻る。

死神たちの相談

曇りのち晴れ。暑くなりそうな感じだったが午前中から午後はじめは雲が広がり、日差しの暑さは少し和らぐ。蒸し暑さはそれなりだが、まだ過ごしやすい。

日差しが弱いので午前中はハウスの中の苗の整理の続き。だいぶ進んだが、明日ぐらいまではかかりそうだ。圧縮して少しでも水やりの無駄がないようにせねば。今年も渇水になるかどうかまだわからないし、3連休あたりはずいぶん暑くなりそうだし。

午後は発送が多く、デスクワークもそこそこに発送メンバーに加わる。3人でかなり集中して梱包作業。なんとか集荷に間に合う。

作業後のお茶ではアイスクリームが体にしみる。

ブラインド

日が傾いてくると、店の西側のブラインドにホップの影が映ってとてもいい感じになる。ビールが飲みたくなって困るのだが。

夕方保険の外交の方がいらして、僕の保険のことについて嫁サンと相談。自分が死んだり病気になったときのことを話しているのを聞くのはあまり気分が良いものではない。個人的には保険は命や健康にお金を賭けるギャンブルだと思っているので、まして、その命や健康が自分自身のものだと思うと進んで賭ける気にはならない。

こんなときなぜか思い浮かぶのが落語の「死神」のサゲ。いろいろなパターンがあるようだけど、くしゃみで終わるのが好みだ。くしゃみで命が終われば楽に違いないが。ああ、そうか、今日は死神たちの相談だったんだ。